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w closet×JUGEM

美術

第69回正倉院展

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明日で終わりの正倉院展に行ってきました。
例年は大混雑でヘトヘトになるのですが、今年は日曜日の18時前に行ったら全然並ばずに入場できました。
中に入ってからも、わりと空いていて初めてのんびりと鑑賞できました。
10月31日に市民講座の正倉院展セミナーに参加していたので、出陳物の事前知識も十分。
楽しみにしていた緑瑠璃十二曲長杯に槃龍背八角鏡はもちろんのこと、緑綾帳の美しさにびっくりしました。
また、雑帯という名で出陳されていた組紐の帯は、タータンチェックのような格子柄が現代的で、今の世の中でもネクタイやマフラーにしたら素敵なんではないかと心が踊りました。
いつものことながら、これらの宝物を作ったり、文書を書いた人達のことを思いながら、1300年近い歳月を経て、奈良の地で大切に守られていることに感謝してもしきれません。
東大寺の古文書を見ながら、昨今のニュースで公文書は一年しか保管しないと言っている現代の政府はもっと反省してほしいと思ったり、手書き文字が減っていることに無念さを感じたりしました。
1000年後、このミレニアムの時代はどのように語り継がれているんだろう。

  • 2017.11.12 Sunday
  • 22:27

美術

葛飾北斎展

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あべのハルカス美術館で葛飾北斎展。
入場まで40分待ちとかなりの混みっぷりでしたが、行ってよかった!
北斎展開催前からドラマや教養番組で北斎を紹介していましたが、今まであまり実物を見たことがなく予備知識も少なかったので、肉筆画の多さと素晴らしさに驚きました。
日本画や浮世絵は、西洋絵画のようなリアルさが欠けるような印象がありましたが、北斎はまったく違いました。
色使いといいデッサンといい、非常に現代的で美しい。
古い絵画という印象はまったくありませんでした。
面白いとおもったのは、白黒の冊子の絵。
まるで、少年ジャンプか?!と言いたくなるような劇画調の風景や人物像。
また、肉筆画の明るい色使いは、現代のイラストレーターのよう。
題材は、中国の故事や和歌、風景、人物、花鳥図、そして富士と様々。
作風も緻密なものから豪快で荒々しいものまで。
まったくもって天才としか言いようのない圧倒的な画力。
娘のお栄さん共作という菊図は、イギリスのボタニカルアートを思わせる華やかさと緻密さ。
絵画が動き出すような錯覚に陥ったのは、ダ・ヴィンチ以来なのだけど、もし北斎とダ・ヴィンチが同時代に同じ地域で生きていて交流があったら、ものすごいことになったんじゃないだろうかと妄想してしまった。
北斎展、無理してでも行ってよかったです(^^)

  • 2017.11.08 Wednesday
  • 17:45

美術

国宝展

京都国立博物館の国宝展に行ってきた。
もう、激混み。
はっきり言って、ちっとも楽しくなかった。
展示物には、源頼朝肖像とか金印とか長谷川等伯の絵画とか国宝がずらり。
でも、人・人・人でしんどかった。

漆工芸の品物は、豪華でした。
徳川の姫が二歳半で輿入れするときに持っていったという貝桶や鏡台は、三つ葉葵の家紋入りの金蒔絵。
琉球王家の家具は、螺鈿細工が美しかった。
北条政子の手箱というのもありました。

吉野山の金峯神社蔵の道長の経筒というのも。
道長ゆかりのものは御堂関白記が!
これ、自筆だったんですよ。
漢字ばかりで何が書かれているのかはよくわからなかったけど、ある年の7月から8月の部分が公開されていました。
こういうのを見ると歴史上の人物が身近に感じられます。
その他、古文書や絵巻物、仏画の類いには、奈良のお寺や博物館・美術館蔵のものも多かったので、現地でゆっくり見ようと、今日はやる気が失せました。

見事な漆工芸や陶器や織物を作ったひとは、それを時の権力者や高貴なる人に献上するとき何を思ったのでしょうか。
展示物の美しさもさることながら、作り手の気持ちにも思いを馳せた一日でした。
  • 2017.11.03 Friday
  • 17:32

美術

ミュシャ展

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国立新美術館のミュシャ展を見てきた。
ネットでバーコードのチケットを購入していたのでチケット窓口は素通りできたが、入場は30分待ちだった。
会場は写真のように大変な人出でした。
今までミュシャのことを19世紀から20世紀初頭にかけての流行画家というかイラストレーターのはしりのような認識しかなかった。
大間違いでした。
会場に入るといきなりスラブ叙事詩作品No.1の大画面が現れ、圧倒された。
スラブ叙事詩は、超大作ばかり20作品の連作で、チェコ以外で公開されたのは初めてだという。
スラブというと、チェコ、スロバキア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、ロシア、ポーランドなどの地域だろう。
古来から、ゲルマン人やローマ・カトリック、オスマン・トルコなどとの対立があったらしい。
苦難の時代、豊かな時代、英雄だけでなく兵士や農民、少年・少女、ありとあらゆる人々が確かなデッサン力で20もの作品に描かれていた。
先にミュシャ展を見た友人がスラブ叙事詩は圧巻だったと言っていたけど、本当にそれ以外の言葉は見つからない。

ミラノで本物の「最後の晩餐」を見たときや、ルーブルで「聖アンナと聖母子」を見たときダ・ヴィンチの天才を感じた。
うまく言葉にはできないが、画家のたゆまぬ追求というか。
単に美しく描くことを目指したものではなく、もっと次元の違う何かを追求している感じがした。
今回は、ミュシャの悲しみ、故郷や同胞への深い思いなどの感情がずんっと迫ってきた。
つい最近まで、いや今でも続いているのかもしれないが、スラブ圏は2度の世界大戦で翻弄され、ソヴィエトの支配を強く受け、冷戦の終結で新たな混乱を迎え、この100年余りの間だけでも平和な時代は少なかったのではないだろうか。
願わくば、これからの未来は、スラブの人々が、そしてそれ以外の人々も、虐げられることなく自由で平和に暮らせる時代であってほしい。
  • 2017.05.20 Saturday
  • 22:35

美術

ウィーン美術史美術館の風景画展

映画の前にウィーン美術史美術館の風景画展を鑑賞。
目玉となるようなポピュラーな有名絵画はなかったけど、美術史美術館の雰囲気に浸れて満足。
ヨーロッパに行きたい。
ウィーンに行きたい。
  • 2015.10.04 Sunday
  • 20:22