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w closet×JUGEM

芝居・映画・芸能

黄金のアデーレ

Netflixに加入中なので、見たいと思っていたけど劇場で見られなかった映画も鑑賞しています。
まずはヘレン・ミレンの「黄金のアデーレ」。
クリムトの作品「アデーレ・ブロッホ・バウアーの肖像」をめぐる訴訟モノです。
ヘレン・ミレン演ずるマリア・アルトマン夫人はアデーレの姪でユダヤ人。
もともとはオーストリアで幸せに暮らしていたのにナチに追われるようにアメリカに亡命したという過去を持つ女性です。
この主人公がオーストリア政府を相手取って、ナチ時代に掠奪された家族所有だった美術品の返還請求裁判を戦うという物語です。
返還請求に奔走する場面の間に、ナチ以前の幸せな家族の様子やマリアの結婚の場面が入り、それが徐々にナチに迫害されていく場面に移り変わっていきます。
ナチは、幸せだった彼女や彼女の家族の生活を壊し、大切なものを奪ったのです。
そして、彼女の弁護士のランディは、ユダヤ人作曲家シェーンベルクの孫ながら、前半はそのような苦悩はなく金銭の為に返還請求に協力します。
しかし、オーストリア政府への申立てと調査の為にウィーンに出向き、そこで見たナチの犠牲者の慰霊碑が彼を変えました。
その後は、マリアよりもむしろランディが返還請求にのめり込んでいきます。
ウィーンでの返還請求は却下され、アメリカでの裁判も困難を極め、最終的には再びウィーンでの調停。
そこでのランディのスピーチが良かった。
心あるオーストリア人なら、ユダヤ人を迫害した過去に向き合い、正当な持ち主に絵画が返還されることを支持してくれると信じているといった主旨でした。

映画が終わり、なんとも複雑な気持ちになりました。
私が昔から憧れていたヨーロッパの栄華は、ある時代を境にして他の地域や民族を迫害したり掠奪して成り立ったもののように思えてきた。
  • 2018.03.05 Monday
  • 22:43

芝居・映画・芸能

ザ・クラウン

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Netflixオリジナルドラマ「ザ・クラウン」が面白い。
(http://www.bd-dvd.sonypictures.jp/thecrown/)
現在も在位中のエリザベス2世を描いたドラマです。
物語は、ジョージ6世の治世のエジンバラ公フィリップ殿下との結婚式から始まります。
主人公はもちろんエリザベス2世ですが、フィリップ殿下やチャーチルやウィンザー公なども魅力的。
特にフィリップ殿下の描き方がダメすぎる。
エリザベスとの結婚を狙ったようなのに、いざ妻が女王になったら、やることがなくてスネて遊びまくり。
存命中の王族をこんな風に描けるイギリスはすごい。
日本では、こんな風に皇室を描くとしたら没後200年はかかると思う。
そして、英国ドラマなので「ダウントン・アビー」や「ホロウ・クラウン」でお見かけした英国俳優の方々が登場するのも嬉しい。
チャーチルの妻がレディ・シャクルトンなのよね。
まだ、シーズン1の5話までしか見ていないので、これから何が起こって誰が登場するのかとても楽しみ!

  • 2018.02.25 Sunday
  • 18:11

芝居・映画・芸能

人生はシネマティック

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定時退社して梅田のシネリーブルへ。
ビル・ナイ様ご出演の「人生はシネマティック」を見てきました。
第二次世界大戦中のイギリスでプロパカンダ映画を作る人々のお話です。
主人公は、カトリンという女性脚本家。
最初は秘書から突然脚本家に抜擢されるのですが、どんどん活躍していきます。
ビル・ナイ様は、往年の当たり役が忘れられない老優で、プロパカンダ映画には老いた脇役として出演することになるのです。
全体的にBBCらしいこぢんまりとした世界観の中に、戦争の悲惨さや恐怖を描きつつも、ユーモアや皮肉もあり、ビル・ナイ様の歌まであるよい作品でした。
しかも!
陸軍大臣の役で、ジェレミー・アイアンズ様までご出演!!
全然知らなかったからビックリするとともに嬉しかった〜。
ジェレ様は、いかにも上流階級的な身のこなしで、シェイクスピアのヘンリー五世のセリフを引用しながらプロパカンダ映画製作を命ずるんです。
やっぱりイギリスのドラマはいいなぁ。
  • 2017.11.21 Tuesday
  • 21:57

芝居・映画・芸能

アンナ・カレーニナ

2012年の映画「アンナ・カレーニナ」。BSで放送されたのを録画しっぱなしで3カ月。
やっと見ました。
映画なんだけど、演出が舞台風で面白かった。
衣装や美術も美しく、私にはとても面白かった。
でも、原作のストーリーを知らないとついて行くのは少々難しいかもしれません。
アンナの年上の夫、カレーニン氏、誰かと思ったらジュード・ロウ。
20年前ならヴロンスキーのほうを演じていただろうな。
痩せ型のキーラ・ナイトレイは、アンナが少しずつ心を病んでいくシーンがぴったり。
しかし、あの髪型はなんなんだ?
黒髪の巻き毛にしても、もう少しなんとかなっただろうに。
アンナとヴロンスキーの破滅的な恋愛に対して、コンスタンチンとキティの恋は堅実で誠実で、うまく対比されている。

昔、ソフィー・マルソーもアンナ・カレーニナをやったけど、欧州の女優さんにとってはやってみたいキャラクターなのかなぁ。
脇でご出演の英国俳優のみなさんを見つけるのも楽しかった。
英国映画・俳優、大好き!
  • 2017.09.30 Saturday
  • 08:19

芝居・映画・芸能

蔵王堂奉納舞踊公演

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海老蔵くんの金峯山寺蔵王堂奉納舞踊公演。
素踊りの延年の舞、橋弁慶。お能の吉野天人、そして男伊達花廓。
前半2つは、吉野山の義経伝説にちなんだものですね。
延年の舞はさることながら、橋弁慶がとてもよかった。
福太郎くんの凛々しい義経ぶり。
ぴったりでした。
吉野天人は、お能の舞です。(正しい表現なのかは不明)
衣装が美しく、謡も素晴らしい。
歌舞伎の松羽目物とは違うお能のうは、声が深いです。
鳴り物も三味線はなくて、笛と太鼓。
不勉強ゆえ、もひとつ意味が理解できないけど、お能はよいものです。
そして、男伊達花廓。
こちらは、化粧をした歌舞伎舞踊で、今春、豊中でも見たものです。
立ち回りの若い人たちの奮闘が大好きです。

吉野山は、台風一過で晴れ渡り、満天の星空に虫の声。
壮大な蔵王堂を背に、よいものを見ることができました。

  • 2017.09.18 Monday
  • 20:37