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芝居・映画・芸能

勧進帳

今日の観劇のお目当ては中村吉右衛門が弁慶を演ずる勧進帳である。
4月の醍醐寺歌舞伎のレポにも書いたように歌舞伎好きが必ず一度は見ている勧進帳。
それぞれにMy Best 弁慶がいるのである。
私も今までに9代目幸四郎、12代目團十郎、15代目仁左衛門、10代目三津五郎、11代目海老蔵の弁慶を見てきた。
残念ながら仁左衛門の弁慶のとき、私は過労気味で客席に座るやいなや意識を失ってしまってほとんど記憶がない。仁左衛門さん、ごめんなさいm(_ _)m
そのほかは、幸四郎は知略に長けた弁慶、三津五郎は清潔感溢れた若々しい弁慶、海老蔵は熱い魂の弁慶、團十郎は大らかで温かい弁慶。
と、みな印象が違った。さて吉右衛門は?と楽しみにしてきた。
期待に違わず、吉右衛門は新たな印象を与えてくれた。
芝居が始まってしばらくの間、見慣れた成田屋型とは微妙に違って落ち着かなかった。
また、私が想像していた吉右衛門@弁慶とも違っていた。
私が想像していたのは、一言で言うと成田屋さんタイプの弁慶だった。
吉右衛門さんのは、もちろん吉右衛門さん自身の弁慶で、私には今までに見た中では最も明るい弁慶に見えた。
最初の富樫とのやり取りの後、さあ通るぞという足取りを見せたり、一連の山伏問答には悲壮感はないし、一通りの尋問を終えて富樫の退出を見送ったときのヤレヤレという仕草など親しみが持てる弁慶に感じた。
歌舞伎には型というものがあるが型だけの差ではない。
役者の持って生まれた個性が型を超えるのではないか?
明るく肩の力が抜けた感じがしたのは吉右衛門さんの人柄かもしれない。
成田屋さんとは違った意味で頼れる弁慶だと思った。
できれば、もう一度見てこの印象を確認したい。その上で私の中の弁慶ランキングを決定したい。
  • 2005.09.17 Saturday
  • 22:01

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  • 2019.11.10 Sunday
  • 22:01
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Comment
うーむ…「なんぼなんでも歳に合わないシブい趣味だな〜」と思っていた(過去形。笑)んですが、昨日、Z兄弟さんの狂言を見に行ってきて、以外に若い人(特に女性)が多かったのに驚きました!
今、逆に新しいのかなぁ?
それとも、その女性達の狙いは…(なんせ弟さんは、まだ20才台やもんね〜。笑)
…なんて、色々と考えさせられてしまいました。
初めて見たけど、狂言、面白かった〜。
…あ、でも、歌舞伎の方が、能よりもお客さんには若い人多いのかな〜?どちらかと言うと、派手な感じがするし、タレントさんっぽい事してる人も多いから知名度高いか?
狂言はともかく、能はなかなかに地味だったわ(爆)
歌舞伎は連ドラに俳優さんを出したりしているし、話も庶民向けで簡単なのでとっつきやすいかも。
Z兄弟の狂言は6月ニ行った蛍能のときに偶然にも拝見いたしました。
狂言は面白くて、日本の喜劇の原点はココにあるのか!!と親しめますが、お能はもともとが上流階級のものだから難しい(^^ゞ
50過ぎてから本格的に見ようかなぁと思っております。
  • かーこ
  • 2005/09/19 4:45 PM
そうそう、思い出したけど、30代女友達には結構伝統芸能好きがいます。
私を含め「観劇おばばを目指す会」と称して一緒に歌舞伎にいく4人の他、能・狂言・文楽。
文楽好きなんか言うことが渋いで〜。
「今日は咲太夫さんはよかったけど、住太夫さんは調子悪いのかなぁ」とか。
文楽は大阪では手軽に見られる(日本橋に国立文楽劇場がある)けど、
まだ行ったことはございません。
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