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ミュシャ展

IMG_8972.jpg
国立新美術館のミュシャ展を見てきた。
ネットでバーコードのチケットを購入していたのでチケット窓口は素通りできたが、入場は30分待ちだった。
会場は写真のように大変な人出でした。
今までミュシャのことを19世紀から20世紀初頭にかけての流行画家というかイラストレーターのはしりのような認識しかなかった。
大間違いでした。
会場に入るといきなりスラブ叙事詩作品No.1の大画面が現れ、圧倒された。
スラブ叙事詩は、超大作ばかり20作品の連作で、チェコ以外で公開されたのは初めてだという。
スラブというと、チェコ、スロバキア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、ロシア、ポーランドなどの地域だろう。
古来から、ゲルマン人やローマ・カトリック、オスマン・トルコなどとの対立があったらしい。
苦難の時代、豊かな時代、英雄だけでなく兵士や農民、少年・少女、ありとあらゆる人々が確かなデッサン力で20もの作品に描かれていた。
先にミュシャ展を見た友人がスラブ叙事詩は圧巻だったと言っていたけど、本当にそれ以外の言葉は見つからない。

ミラノで本物の「最後の晩餐」を見たときや、ルーブルで「聖アンナと聖母子」を見たときダ・ヴィンチの天才を感じた。
うまく言葉にはできないが、画家のたゆまぬ追求というか。
単に美しく描くことを目指したものではなく、もっと次元の違う何かを追求している感じがした。
今回は、ミュシャの悲しみ、故郷や同胞への深い思いなどの感情がずんっと迫ってきた。
つい最近まで、いや今でも続いているのかもしれないが、スラブ圏は2度の世界大戦で翻弄され、ソヴィエトの支配を強く受け、冷戦の終結で新たな混乱を迎え、この100年余りの間だけでも平和な時代は少なかったのではないだろうか。
願わくば、これからの未来は、スラブの人々が、そしてそれ以外の人々も、虐げられることなく自由で平和に暮らせる時代であってほしい。
  • 2017.05.20 Saturday
  • 22:35

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  • 2017.08.15 Tuesday
  • 22:35
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